6月24日に、GREEN COMMONS 2023 #2 ガーデナークラス「基本的な管理作業」が開講されました。 今回も、マスタークラス・ガーデナークラスを同日開催。 お天気にも恵まれ、賑わいある東遊園地で行われました。 はじめに花壇を管理する上での基本的な知識を資料に沿って確認しました。 花壇管理の基本的な作業として 「潅水作業・除草作業・剪定作業」の3つの大きな作業があります。 それぞれの作業について基礎的なお話が中心となりましたが 植物の植生やメカニズムを踏まえた解説によって、より作業への理解が進んだのではないでしょうか。 30分ほどの座学が終わると、いよいよ今年度初めての実地作業です。 新しく作られたボランティアガーデンにも少しずつ雑草が目立つようになってきました。 除草作業と花の時期を終えて残った花殻を剪定する作業を中心に作業をしましたが、...
6月24日に、GREEN COMMONS 2023 #2 が開講されました。 今年度2回目の活動となる今回も、ガーデナークラス・マスタークラスともに同日開催。 梅雨時にも関わらず当日は快晴で、賑わいある東遊園地で行われました。 今回のマスタークラスは、講師の佐藤留美さんによる講座「コミュニティガーデンのつくりかた」 東遊園地内の建物URBAN PICNIC内のレンタルスペースで行い、一般の方向けにも講座を開放しました。 公園内のレンタルスペースということもあり、通り過ぎるたくさんの方々も講座に関心をもっておられるようでした。 私たち事務局スタッフも、留美さんのお話をきいてたくさん学ばせていただきました。 なかでも、世界中にあるコミュニティガーデンの事例紹介が印象的です。 いろいろなまちに、いろいろな背景のあるコミュニティガーデンがあって、 この背景が、「そのまちらしさ」を作っているように感じました。...
GREEN COMMONS 特別講座「コミュニティガーデンのつくりかた」のお知らせ 6/24(土)のGREEN COMMONSマスタークラスは、一般のみなさんにもご参加いただけます。コミュニティガーデンにご興味ある方はぜひご参加ください。 【日 時】 6月24日(土) 11:30-13:00 【場 所】 URBAN PICNIC内 ラウンジ 【講 師】 佐藤...
5月20日に、GREEN COMMONS 2023 #1 が開講されました。 今年度からは、ガーデナークラス・マスタークラスに分けての開講となります。 初回の今回は、両クラス同日開催。 天候にも恵まれ、東遊園地内ではeat local KOBEのFarmer's Marcketが同時に行われていた事もあり、 とても賑やかな雰囲気で行う事が出来ました。 ガーデナークラスには14名の方々が参加され、ほとんどが初めて参加される方でした。 参加動機やきっかけも様々で神戸市以外からの参加者もおられました。 改めて多くの方が関心を持ってくださっていることを実感しております。...
4月29日に、東遊園地のボランティアガーデンにて、学びの庭見学会&グリーンコモンズ説明会を開催しました。 2022年の活動の集大成である学びの庭「ボランティアガーデン」が先月完成し、2022年メンバーとプランを検討した内容を振り返りつつ、早速芽吹きはじめたガーデンを見学しました。 2023年度のグリーンコモンズの講座についての説明も行いました。今回は2つのコースに分かれての開催。コースの違いを中心にお話させていただきました。 ーーー 2023年のグリーンコモンズは、マスターコースとガーデナーコースに分かれての開催です。マスターコースは熟練者向けでコミュニティガーデンの企画運営ができるように学ぶコース。ガーデナーコースは初心者向けで、四季を通じたガーデニング作業ができるようになることを目指します。 マスターコースは、ガーデナーコースの運営を事務局と一緒に行い、実践的に花壇運営を学びます。 詳細は下記URLからご確認ください。 https://herbcity.jp/2023/04/30/greencommons2023/ マスターコースは、締め切り間近。 ガーデナーコースは、まだお申込み受け付けています。 また、講座の受講ではなく、東遊園地内のボランティアガーデンのお世話をしたい!というサポーターも募集しています。 ご関心ある方は、ぜひご連絡ください。 ■申込・問合せ ①名前②電話番号③アドレスをご記入の上、メール(info@riverworks.jp)にてご連絡ください。
今年で3年目を迎えるグリーンコモンズ。今年度は5月から活動が始まります。 グリーンコモンズは、「まちのみどりと花をみんなで育てる」プロジェクト。 神戸の市民花壇を一年草を中心としていた植栽計画から、多年草を用いて植物本来の美しさを追求していく植栽管理へと、市民の皆さんと転換していく試みです。 3年目となる本年度は、活動場所を東遊園地内にあるボランティアガーデンに移し、様々な植物で構成された「学びの庭」を拠点に活動します。 昨年度までの活動で管理してきた簡易花壇を、収穫のしやすさ・香りの感じやすさをみんなで考えながら移植し、学びの庭が完成しました。 今年度は、ナチュラリスティックランドスケーピングの手法を基本としながら植栽管理を行い、参加して頂いている皆さんと共に学びながら、神戸らしい新しいガーデンスタイルを作っていけたらと考えています。 今年度から、「ガーデナーコース」 「マスターコース」の2グループに分けて募集を行います。 ●ガーデナーコース 四季を通した植栽管理を基礎から学んでいただけます。 ●マスターコース ガーデナーコースの補助作業や花壇の企画管理に向けた講座を実施します。 年度の最後には、Graduation party(親睦会)を予定しています。...
3月18日、今年度のGREEN COMMONS最終回となる7回目のワークショップが開催されました。 2022年の9月から始まった市民参加型植栽管理作業の社会実験グリーンコモンズ(以下、GC)もいよいよ最後の工程です。 2年間管理してきた簡易花壇から移植する先は東遊園地内に新しく作られたボランティアガーデン“市民の学びの庭”です。 GCで移植する植栽以外にもあまり一般的ではない中低木や今後、日本のガーデンを彩るようになっていく南半球原産のネイティブプランツなど、様々な植物達を植栽する予定です。 昨年花壇から鉢上げして養生していた植物の状態を確認し、成長する姿をイメージしながらレイアウトを考えていきます。 公園全体の人の流れを考えながら、どの方角からどの様に観られるか?などフォーカルポイントを意識しながらレイアウト、皆で相談しながら作業を進めていきました。 GCで多用しているエディブルプランツのレイアウトに関して、収穫のし易さや香りの感じ易いレイアウトを皆で相談している姿は、他にはないGCならでは風景ではないでしょうか。 皆さんの成長を感じつつ、あっとゆう間にレイアウトが完成。 植込み作業を行いました。 来年度からは、このボランティアガーデンを中心に市民参加型の植栽管理を行っていきます。 ナチュラリスティックランドスケーピングの手法を基本としたボランティアガーデンですが、 参加して頂いている皆さんと共に学びながら、神戸らしい新しいガーデンスタイルを作って いけたらと考えています。...
3月4日グリーンコモンズ第6回目のワークショップを開催しました。 今回のテーマは土壌改良。 4月にリニューアルオープンする東遊園地の一角に、来年度の GCの拠点となる学びの庭、ボランティアガーデンが出来ます。そのガーデンに皆で育ててきた植物達を移植するのですが、まずは基本となる土壌改良を行いました。 "全てのものは土から生まれ、土に還っていきます" この言葉の通り非常に重要な土壌改良ですが、まずは既存の土壌を知ることから始めました。 リトマス試験紙を使った酸度の測定、排水性のチェック、有機質の有無しなど重要なポイントを順番に確認していきました。 改良材の話や必要量の算出方法などを聞いた後は早速作業に入ります。 1人1人がスコップやレーキを手に作業を開始しましたが、思ったより石が多く悪戦苦闘。 天気の良い一日でしたが、今日は暑いくらいでした。 30㎡ほどの面積を皆でしっかりと改良しましたが、作業の重要さと共に作業の辛さも体験出来たかな?と思います。 最後には事務局のハーバリスト伊藤が用意したハーブティーを楽しみ終了。作業後のハーブティーは格別です。和やかにティータイムを楽しみました。 次回はいよいよ2022年度の最終回、移植作業によるガーデニングです! よろしくお願いします!
2023年2月4日、グリーンマスタークラス5回目の講座を行いました。 今回は『Planning the Garden. ガーデンプランの作り方』としてナチュラルガーデンのプランニングを学びました。 講義に先駆けて、冬休み中に皆さんに出させてもらった課題の1つおすすめのナチュラリスティックガーデンの事例を2箇所ピックアップして、講師の藤田がガーデンの説明をさせて頂きました。 特に十勝千年の森に関しては藤田がヘッドガーデナーの新谷氏から直接聞いた十勝千年の森のコンセプトやデザイナーのダン・ピアソンの図面の話など興味深い話もたくさん出てきました。 講義ですが、ガーデンプランを作成するにあたり、まずはコンセプトワークの作り方から学びました。 どのような庭を作る際も、その庭に乗せる思いが重要です。そして様々な社会的条件や、自然環境を 把握してコンセプトが出来て行きます。 続いて様々な条件から導き出したコンセプトを表現するガーデンスタイルを検討し、いよいよ植物のセレクトをしていきます。 ガーデン全体のカラースキームに沿って植物の花色や葉色、夏期から植物をピックアップしていきます。 ここでもやはり植物の性質が1番重要となります。見た目だけではなく、各植物の性質をしっかりと考えて選んでいきます。植物をセレクトしていく過程で図面にたくさんの条件フィルターをかけていく手法は、プロジェクターを使用して確認していきました。 講師の藤田からは植物を配置する際のとっておきのテクニックなども説明があり、参考になったのではないでしょうか。 最後の30分はグループごとに相談しながら実際にプランニングしていきました。...