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くしゃっとしたウェーブヘアーに、ブラウンのラウンド眼鏡。猫を飼っていて、フェルトハットを被りながら白いリネンのエプロンで、アロマやハーブを調合している人といえば、、、

HERB SHOPの魔女こと、伊藤さんです。

まさに、児童文学作品の世界から飛び出してきたような素敵なハーバリストさんです。

 

皆さま、こんにちは。

今回はHERB SHOPのスタッフ中村(ニックネーム:もえ)がお届けいたします。(※緑色のお洋服をよく着ているのが私です。)

 

 

さて、この記事を読んでおられる皆さまは、NATURE STUDIOの『HERB SHOP』に訪れたことがあるという方が多いでしょうか?いやいや、まだ訪れていないという方々もおられるかもですね。

 

HERB SHOPは、園芸家とハーバリストの2人が手がける有用植物(ハーブ)を扱う園芸店です。

 

HERB SHOPに入ってお客様が、まず驚かれるのが『香り』です。

店内には、ティーツリーやレモングラス、ユーカリなどのドライハーブが、いくつも吊り下げられ、蒸留機を使って様々なハーブオイルを作っているので、ハーブの優しい甘さと爽やかな香りがします。(※私たちスタッフは、店内の香りに慣れてしまって、あまり分からないのですけれど、、)

 

そんなハーブの香りがあふれるHERB SHOPで、主にアロマ関連を担当しているのが、ハーバリストの伊藤さんです。

 

伊藤さんってどんな人?って聞かれたら、「お洒落で、ユーモアがあって、繊細」という言葉が思い浮かびます。例えるなら「猫と、よもぎと、推理小説」のイメージです。(※あくまでも私の個人のイメージですよ。)

 

造園業に20年以上も携わる傍ら、手仕事などもお好きで、リネンのパンツやエプロンなどのお洋服を縫われたり、編み物、漆塗りなどでお皿なども作ったりするそうです。(もちろんお料理もおいしすぎて…書ききれないので、この辺に。)

 

毎日のお仕事着も、とてもお洒落で、先日は「蕾が美しいニガヨモギのブローチ」をカジュアルなジャケットの襟につけておられました。

作り方を聞くと、自分が気に入ったニガヨモギの先2〜3cm部分だけを選りすぐり、ワイヤーで巻き付けていくそうです。これがなかなか難しく。上手く作るには、素材選びがポイントなのだとか。

 

素材の持つ繊細さを活かした伊藤さんのブローチは、野に咲くニガヨモギの立ち姿をそのままブローチに表現しているかのようでした。

 

自然の美しさを自分の生活に取り入れるって、なんと美しく、素敵なことなんだろうと改めて気付かされたエピソードでした。

 

植物たちを育てたり、ハーブティーを飲んだり、エディブルプランツを食べたり、大自然の中でアウトドアを楽しんだり、あるいは、毎日の装いの中に自然の色を表現したりなど、生活の中に自然を取り入れる方法は色々あるけれど、難しく考えたり、やり方にこだわって、こうしなくてはとかを考えずに、自分が「美しい」と感じたものを、楽しみながら生活に合わせて取り入れる。それが、お洒落でユーモアのある粋な暮ら方なのだなぁと伊藤さんを見ているとよく感じます。

 

花を育てたり、リース作りは、まだ難しいという方でも、小瓶に一輪の野の花を活けてみるのは、いかがでしょうか?きっと美しい瞬間が生まれるはずです。そして、いつかハーブやお花を育ててみたい、アロマに親しんでみたいと思った時は、HERB SHOPの『ハーブの習いごと』にいらして下さいね。お待ちしております。

 

さて、今月は明るいミモザ色のHERB SHOP。

『ハーブの習いごと』では、『ミモザのリース作り』がとても好評でした。

月末は『自然と暮らすマーケット』で、ハーブティー屋さんがHERB  SHOPから出店する予定です。ハーバリストのハーブ占いもあるかもです。ぜひ、お越し下さいね。

 

では、よい1日を。

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