6月22日(土)梅雨入りした曇り空の下で、今年2回目のガーデナークラスの講座を開催しました。数名の欠席者はいらっしゃいましたが、皆さんの視線をビシビシ感じながら講座を進めます。
【植栽管理の基礎2】と題して、今回は基本的な管理業務の知識や技術を1つ1つ丁寧にお伝えしました。知っている事でも植物の種類や季節の具体的な例を挙げながらお話しする事で理解が深くなったかと思います。植物のメカニズムや施す管理に対する根拠に関して改めて再認識することがあったようで、なぜ水遣りは朝がいいのか?や花がらを摘む必要性などがわかっているようで初めて知ることもあったようです。
30分ほどの座学を終え、ボランティアガーデンへ。
先月見たガーデンの姿から、また違う雰囲気を纏った初夏のガーデンを観察。
様々な夏の植物の花や花の芽が我先にと開花し始め、爽やかで賑やかな景色が広がります。
講座で覚えたての知識を実際の植物たちを前に実践、講師の藤田が見本を見せた後には皆さんにも実際に作業してもらいました。
作業中にもたくさんの質疑があり、充実した作業時間はあっという間に過ぎていきました。既にたくさんの花芽を加えたユーパトリュームの一部を秋に開花させるべくカットバック、恐る恐る鋏を入れる受講者さんの様子が可愛かったです。
途中、樹木の剪定についてアシスタントの大友さんからお話いただき、剪定作業の理解が深まったのではないでしょうか?肝心なのは愛と勇気です!
作業の後はテーブルごとのグループセッション。本日の講座を振り返りながらもう一度分からない事などを確認していきます。何名かの方には皆さんに共有してもらい、講師によって解決することができました。
非常にスムーズに講座を進めることができ、最後の余った時間を挿木するための挿し穂のレクチャーに充てる授業。実際に剪定してきたホワイトセージを使ったデモンストレーションを皆さんが大変興味深く見ていただきました。
植栽管理の基礎、非常に大事なのですがやはり現場で作業を共有することが大切だと感じました。次回も非常に楽しみです。よろしくお願いします!
GREEN COMMONS 講師 藤田毅